「ホリスティック・ケア」のアプローチ法

では、ここでホリスティック医学に基づくホリスティック・ケアのアプローチ法を具体的に見てみましょう。
ホリスティック医学によるホリスティック・ケアの基盤概念は、大きく分けると以下の3つです。

霊的レベルへのアプローチ

「霊的レベルへのアプローチ」とは、簡単に言えば、自らを高い次元に立たせ、そこから見える価値観・人生観・世界観を純粋に見つめ直すということです。

利己主義的な考えを止め、人間が人間らしく生きるために、質の高い精神状態(つまり、霊的レベルの思考)を故意に作りだすのです。

そう言った立場に己を立たせ、そこから生じる奉仕する心・見返りを求めない無償の愛を感じる・・・それこそが、生きる上で最大の喜び、生きがいに通ずる霊的レベルの領域に達するということです。

健康的にいきいきと生活するためには、単に薬や道具に頼るのではなく、まずは心を活性化させ、浄化させる。
そして、霊的レベルの思考に近づけば、おのずと魂は成長します。

これがホリスティック医学によるホリスティック・ケアの「霊的レベルへのアプローチ」なのです。

精神レベルへのアプローチ

「精神レベルへのアプローチ」とは、日常生活を問題なく送れ、不安や恐れ、心配などのストレスがなく、ゆったりと平常でいられる精神状態を保つよう努めることです。

しかし実際には、現代人の多くが何らかの不安や恐れ、心配事を抱え込んでいて、全くストレスがなく、フラットな状態を維持することは難しいものです。

現代の社会には、何らかの不安が耐えずにつきまとい、心の安らぎや平常心を保ち続けることは、なかなか困難なのです。

不安や恐れ、またはストレスによる感情面の乱れは、心身の健康に大きく影響します。そして、精神の健康を蝕み、肉体的にも活発さを失っていきます。

こうした精神状態のバランスの乱れを整えるために、東洋医学では瞑想や暗示、音楽、漢方薬などを用い、さまざまな療法を行っていきます。

肉体レベルへのアプローチ

「肉体レベルへのアプローチ」とは、心身の健康を促進するために身体の歪みや痛み、不調などを改善していくことを指します。

現代の東洋医学で、実際に行われている療法として食事、運動、マッサージ、整体、温泉、水、光、ハーブ、アロマテラピーなどが一般的に行われています。

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